終活に役立つエンディングノートの書き方。決まった形式はある?

終活について

家族のことを考えてエンディングノートを書いておく人が増えています。
元気でいるうちに書いておけば家族の負担を減らすことができるのです。

エンディングノートとは

自分の今までを振り返って残される家族に意思や考えを書き残しておく日記に近いものです。
法的な強制力はないものです。難しいことはまったくありません。

エンディングノートを書くメリットとは

エンディングノートは販売されているので簡単に手に入ります。
自分のことをすぐにわかってもらえて家族もスムーズに手続きができるので
家族への負担が軽減されます。
家族を安心させることができるので保険のことや財産などをもめるようなことがなくなります。
元気な時に整理しておけば今の生活も見直すことができるのです。

特に決まった書き方はない

終活

エンディングノートには決まりはないので自由に書くことができます。
もしものことが自分に起きた場合、家族にわかるようにまとめておくことです。
何が起きてもおかしくない時代なので50代くらいから書いている人もいます。
どんなことを書いておくのが望ましいのかをご紹介していきます。

自分自身について書く

自分のこれまでのことを書いておいてもよいでしょう。
氏名、生年月日、住所や本籍、家族構成、学歴や職歴、趣味や特技、習い事などを書いておきます。

身の回りのこと

PCやスマホを持つ人であれば、ログインのIDやパスワードをまとめて記載しておきます。

残された家族が解約や処分をしやすいようにするためです。
運転免許証やパスポート、マイナンバーカード、健康保険証の情報もまとめておきましょう。
飼っているペットなどがいる場合も細かいことを書いておくとよいです。

介護・医療について

もし認知機能が低下してしまったときや急な重い病などになった場合の
治療の進め方に関しても明記しておきます。
介護が必要になった場合や臓器提供、延命治療、病名の告知についても書いておきます。

自身の葬儀など

自身が亡くなった場合の喪主、遺影の写真、お墓や納骨、葬儀の仕方など
希望をまとめておきましょう。
亡くなった場合に連絡をしてほしい人についても書いておくと家族が判断しやすくなります。
葬儀もどんな形でおくってほしいかの希望を考えておきます。

財産・資産について

自分の財産のことについて細かくまとめておくと家族が争うようなことが亡くなります。

不動産、預貯金、有価証券、生命保険、負債などのことになります。
それぞれの書類の置いてある場所もまとめて明記しておくようにします。
貴金属や宝飾品なども受け取ってほしい人の名前などを書いておきましょう。
借金などがある場合もきちんと書いておくようにしてトラブルにならないようにします。

親戚や友人の連絡先

これまでお世話になってきた人や仲の良い友人などの連絡先を書いておきます。
弔問などがあった場合に家族に関係性がわかります。
訃報の連絡をしてほしい場合なども明記しておきましょう。

家族への伝言

家族や友人に向けて感謝のメッセージを書いておくようにします。
思い出話なども添えておくと家族も幸せな気持ちになれます。

エンディングノートを書くときの注意

銀行口座、クレジットカードの暗証番号などはなるべく記載しないようにして保管は別にしておきます。
何者かにエンディングノートを読まれてしまった場合にとても危険です。
家族にしかわからないような書き方をして別に保管する方法もあります。
エンディングノートは法的な拘束力はなく、遺言書の代わりにならないため
遺言書を残す場合は別に作成する必要があります。

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